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ブショネの原因が新樽にあり、にバレル生産者連盟が猛反論 【フランス】 2010年9月22日


コルクテイント(ブショネ)の原因といえばコルク栓。誰もがコルクに焦点を当てる中、コルクテイントの原因は新樽にもかなりあるという研究がまとめられた。

コルクテイントの原因物質がTCA(tricloroanisol:トリクロロアニソール)という物質であることが知られているが、研究ではその汚染源が樽の素材であるオークにもあり、これまでそれに注意が払われたことはほとんどなかったと指摘した。

この研究は、フランスLaboratoire Excellの化学者Pascal Chatonnetらによってなされ、詳細はJournal of Agricultural and Food Chemistryの最新号に掲載される。

このTCA汚染・新樽起源説に対し、フランスのバレル生産者連盟は、いち早く猛反発の声を上げ、次のように反論している。

われわれはコルクテイントの問題を重視し、長年にわたってワイン生産者と意見を交換しており、信頼できる研究機関とも連携して調査分析をしている。

過去3年間で、新樽でTCA汚染が認められたケースは0.04パーセントで、実際にそれが認識されるケースは0.03パーセント以下だろう。これは昨年造られたおよそ500,000樽のワイン樽のうち100樽にも満たない(計算が若干合わないが大差ないだろう)と反論している。

最近、コルクテイントは一時に比べて減少した感はあるが、依然として存在する問題だ。そのワインがブショネかどうかはワインを開けてみないとわからず、消費者にとってはブショネのワインに当たった時は大きな失望となる。

コルクテイント(ブショネ)の問題は、ワイン界挙げての大きな問題といえるだろう。



【関連ページ】

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