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シャンパーニュの消費が世界的に拡大 【フランス】 2007年2月8日


シャンパーニュの消費が世界的に拡大している。シャンパーニュの貿易促進団体CIVC(Comite Interprofessionnel du vin de Champagne)は、2006年のシャンパーニュの輸出は10パーセント増となり、フランス国内の消費も3パーセント増で、急上昇を続けていると発表した。

フランス以外でシャンパーニュの最大の消費国はイギリスで、全生産量の3分の1を占める。(ただしイギリスだけは前年比でマイナス8パーセントとなっている。)続いてアメリカ、ドイツの順で輸出され、それぞれ9パーセント、6パーセントの伸びとなっている。

それ以外の国でもシャンパーニュの輸出は急増しており、中国では前年比2倍、日本は37パーセントの増加となっている。また、オーストラリアでは28パーセント、スペインでは23パーセントの伸びとなっている。

ただしCIVCでは、ヨーロッパ諸国の輸入データは必ずしも正確とは言えず、調整の必要がある。それによって数字がこの発表よりも増えるのか減るのか今のところ明らかでないとしている。

ここ数年シャンパーニュの需要は急増しており、供給不足が表面化してきている。2006年のイギリスの輸入減はそれまでの急増と価格高騰の反動と見ることができるが、イギリスが2000年以降のシャンパーニュの急上昇の最大の担い手であることに変わりはない。ちなみにフランス、イギリス、アメリカでシャンパーニュの生産の4分の3を消費している。(ドイツはアメリカの約半分の消費量)

生産者サイドからは、年率10パーセントなどという伸びに対して供給が追いつくはずがない。毎年1〜2パーセント程度の伸びが適当だとの声も聞かれる。


Comite Interprofessionnel du vin de Champagne

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