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Home > カリフォルニアでぶどう園の閉鎖が進むーぶどうの生産余剰で 【アメリカ】 2020年2月1日 アメリカ市場でのワイン消費の減少で、カリフォルニアのぶどう園の閉鎖が顕在化している。 シリコンバレー銀行のワイン産業レポートによると、ぶどう園の閉鎖はカリフォルニア全域で起きていて、特にセントラルバレーが顕著だという。ウエストコーストでも2019年のヴィンテージでは、収穫されなかったぶどう園がそこここに見られ、バルクワインの価格は急落した。 パソロブレス(Paso Robles)でも、すでにかなりのぶどうが引き抜かれていて、そのあとにはピスタチオなどが植えられている。 ナパに次いでワイン産地として有名なソノマでも、特に借金を抱えている小規模生産者は厳しいと言われる。ぶどうを売って借金を返す以外道がないからだ。ぶどうの代わりに植える作物がなく、彼らは銀行との厳しいやり取りに直面すると見られている。 ソノマでは、ワイン産業が盛んになる以前から農業は盛んだったが、現在ではぶどう以上に高い収入を得られる農業が見当たらず、事業転換が容易でないと見られている。 ノースコーストの他の産地、LakeやMendocino、Napaもソノマと同様で、丘陵地帯でぶどう以外に植える作物が見当たらず、ぶどうより価格が低い鶏や七面鳥、牛などに転換したところもあるようだ。 アメリカには多くの農業投資ファンドが存在し、彼らはワイン(ぶどう)ビジネスに興味を示すと思われるが、今のところぶどうの大量余剰を見て、投資を躊躇しているようだ。 アメリカのワイン消費では、いわゆるミレニアル世代と呼ばれる若い消費者層のワイン消費が進まず、彼らをいかにワインに引き付けるかが大きな眼目だとされる。 若い人たちは奨学金のローンを抱えている人も多く、ワインはビールやスピリッツほど安くはない。業界内には1980年代にブレークしたワインクーラー(wine coolers)のようなヒット商品を期待する声もあるが、そう簡単にはいかなそうだ。 カリフォルニアはぶどうの供給過剰に直面し、その出口を探っている。
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