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12本の赤ワイン、国際宇宙ステーションに到着  2019年11月5日


ルクセンブルグの宇宙ベンチャー会社・Space Cargo Unlimitedは、12本のフランス製赤ワインを2019年11月4日、国際宇宙ステーションに到着させた。

ワインを国際宇宙ステーションに届けたのは宇宙飛行士たちの飲み物としてではなく、調査研究目的のため。

同社は、ワインが無重力で宇宙線にさらされる宇宙空間で、どう熟成するのかを調べるために今回の輸送船でワインを国際宇宙ステーションに送った。ワインは宇宙空間で12か月熟成される。

比較のために地球上には全く同じワインが環境を同じにして18℃で保存され、ワインが宇宙から帰還後、比較検討される。

研究者らは無重力と宇宙線の影響でワインの風味は変化すると予測しているが、結果はやってみなければわからないと言っている。

ワインは酵母菌とバクテリアが関与して、それに様々な化学変化が加わるという飲み物で、宇宙での研究材料として理想的だと研究に参加しているフランスとドイツの大学研究者らは言っている。

『宇宙熟成ワイン』という響きは極めて特別で、プレミアム商品としてのビジネス展開を考えるかもしれないが、今回の実験は食品保存やそれに関係するテクノロジーを念頭に置いた、もっと幅広い研究の一歩となると研究者らは語る。

NASAは近年、宇宙ステーションを今回のようなビジネス利用に門戸を開いていて、バドワイザー(Budweiser)はすでに、大麦の種子を火星居住の可能性を念頭に、宇宙ステーションに送っている。

またサントリーは2015年、国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟にウイスキーを送り、「微小重力環境を利用したお酒のまろやかさの形成」の実験を行っている。



【関連ページ】

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