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ソアヴェ（Soave）の33のクリュ、イタリア農業省によって公式に認定　【イタリア】　2019年6月12日

イタリア農業省は、ソアヴェ（Soave）の33のクリュ（畑）を公式に認める決定をした。これはソアヴェ生産者団体の18年に及ぶゾーニングのアピールが実ったもの。

ソアヴェでは過去数年、非公式ではあるがクリュの名前をラベル表記してきたが、今回イタリア政府から正式にクリュとしてその存在が明記されることになった。

新しく認定されたクリュは33個で、この面積は全ソアヴェの40パーセントに当たり、それらのクリュはすべて歴史を持った斜面のテロワールに位置している。

33のクリュのうち、29はclassico（クラシコ）のゾーンで、ふたつはVal d’Alpone以東の火山性土壌、3つは西部の谷のカルシウム土壌となっている。

ソアヴェの生産者団体の会長・Aldo Lorenzoni氏は、公式にクリュを表示できることで、それぞれのワインの持つ個性がわかりやすくなり、ソアヴェのワインのプロモーションもしやすくなると語る。

認定された33のクリュは以下の通り。

Castelcerino, Colombara, Froscà, Fittà, Foscarino, Volpare, Tremenalto, Carbonare, Tent, Corte Durlo, Rugate, Croce, Costalunga, Coste, Zoppega, Menini, Monte Grande, Ca 'del Vento, Castellaro, Pressoni, Broia, Brognoligo, Costalta , Paradiso, Costeggiola, Casarsa, Monte di Colognola, Campagnola, Pigno, Duello, Sengialta, Ponsarà, Roncà - Monte Calvarina

ワインの生産者は、クリュを表示する生産者として、ワインの生産の全行程のトレーサビリティを要求される。

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