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Home > Penfolds(ペンフォールズ)、ナパでワイン生産へーシャンパーニュやブランデーも 【オーストラリア・アメリカ】 2018年7月6日 オーストラリアワインのトップブランドPenfolds(ペンフォールズ)は、カリフォルニアのNapa(ナパ)でワインを生産すると発表した。またシャンパーニュやブランデー、白酒(パイチュウ)で酒精強化されたシラーズ(Shiraz)も販売する。 これはペンフォールズを所有するTreasury Wine Estates(TWE:トレジャリーワインエステーツ)のワイン戦略、マルチリージョン・マルチカントリーで商品を造るという方針に沿ったものだとTWEは説明する。 ナパでのワイン造りは2018年のヴィンテージから始められ、一連のワインは『ベストの中のベスト』のぶどうから造られるという。 マルチリージョン・マルチカントリーの思想は、ペンフォールズのチーフワインメーカー・Peter Gago氏も、ペンフォールズのやり方も自由と冒険の精神でやっていて、世界の優れたぶどう産地と出会うことは、その精神に合致しているとコメントしている。 事実ペンフォールズのフラッグシップであるGrange(グランジ)は、Barossa Valley, McLaren Vale, Coonawarra、それに Magill Estateの南オーストラリア州の広範囲の地域のぶどうが使われている。 ペンフォールズによるカリフォルニアワインは、2022年までにはリリースされる予定。
ふたつ目はLot. 518の中国の白酒(パイチュウ)で酒精強化されたバロッサのシラーズ。(2018年9月、1本150豪ドルで発売予定) 更には2019年に、ペンフォールズ設立175周年を記念したシャンパーニュがリリースされる予定。 Peter Gago氏は、我々のチームがPenfoldsのDNAを引き継ぎながら、さらに深いレンジに入っていくことは喜ばしいことだと述べ、TWEのCEO・Michael Clarke氏は、ペンフォールズの新しい取り組みは、TWEにとって投資と信頼性の獲得とペンフォールズの発展にとって重要なステップとなると述べている。 TWEのマルチリージョン・マルチカントリー戦略は、70余りのワインブランドを要し、世界100か国以上でワイン展開をするTWEにとって、中核となる戦略と位置付けられているようだ。
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