WORLD FINE WINES on line Wine Brokerage & Education Servises
|
---|
HOME |
WINE MAKING |
VITICULTURE |
TASTING |
MARKETING |
HAVE A BREAK |
WINE TALK |
ABOUT US |
SITE MAP |
ワインビジネスサポート | 電話サポート | エデュケーションプログラム | 専門資料のご提供 | ニュースレター |
Home > 驚くべき大量のワインのごまかしが次々と発覚―ローヌ・ボルドー 【フランス】 2018年3月25日 フランスで、次々と大量のワインのごまかし・詐称が明るみに出ている。これらはワインの生産段階でのごまかしだ。 【コート・デュ・ローヌ(Côtes-Du-Rhône)】 このケースでは、480,000ヘクトリットル(およそ6,400万本分)のワインが、フランス詐欺取り締まり当局DGCCRF (Direction Générale de la Concurrence, de la Consommation et de la Répression des Fraudes)によって摘発された。これは2013年から2016年にかけての3年にわたる詐欺で、そのワインの量はオリンピックプール13杯分にもなる。 出所がわからない品質の劣るワインのうち、およそ200,000ヘクトリットルは、Côtes-Du-RhôneとCôtes du Rhône Villagesの名を冠して売られ、10,000ヘクトリットル(130万本程度)は、Châteauneuf-du-Pape(シャトーヌフ・デュ・パプ)として出荷された。詐称されたワインの出所は特定されていない。 この膨大なワインのごまかしを行ったのは、バルクワインを扱うRaphaël Michel社で、同社のCEO、Guillaume Ryckwaertが逮捕された。Ryckwaert氏は、100万ユーロ(1億3000万円)の保釈金を払って保釈されている。 この大規模なワイン詐称は、税務当局がRaphaël Michel社の帳簿の不一致を発見したことから発覚した。 【ボルドー(Bordeaux)】 2018年3月に、フランス当局から明らかにされたケースは、ボルドーのネゴシャン・Grands Vins de Gironde (GVG)が、2014年1月から2015年12月の2年間で、600,000リットル(120万ユーロ分)のワインをテーブルワインとAOCワインを混ぜて、不法にAOCワインとして販売した詐欺事件。 これは当局の監査で、別のネゴシャンBorie Manoux社から200,000リットルのワインが行方不明となっていて、同じ量のワインがGVGにどこからか持ち込まれていることから発覚した。 Borie Manoux(ボリー・マヌー)は、Château Batailley(シャトー・バタイエ)を所有するCastéja(カステジャ)家の所有だが、GVGもカステジャの所有会社。 GVGの担当役員Eric Marinは、タンクの表示ミスを知っていたが、忙しくて訂正できなかったと主張するが、当局はタンクのワインは、ラングドックなどのワインと混ぜられ、テーブルワインがIGPワインへと格上げされ、少なくとも一つのロットはBordeaux 2012として売られた、と見ている。 Eric Marin氏は、結局ワインのごまかしを白状し、そのストレスと仕事のプレッシャーで眠れなかったと告白している。 別のボルドーのケースでは、2016年にボルドーでいくつかのシャトーを所有するFrancois-Marie Marretが、安価なテーブルワインとサンテミリオン(Saint-Émilion)とラランド・ド・ポムロール(Lalande-de-pomerol)を混ぜて販売し、9億円を超える罰金と2年の懲役刑を受けている。 このケースでは、100万本を超えるワインが、裁判所の命令で廃棄されている。 2010年には大量の偽のピノノワールが、アメリカのGallo社に販売され、多くの関係者が有罪となっている。
Home > |
| Home | Wine Making | Viticulture | Tasting | Marketing | Have a Break | Wine Talk | About Us | Site Map | |
---|
WORLD FINE WINES All Rights Reserved |プライバシーと諸条件| |