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フランス・ワインバレル生産者連盟、生産額は安定的と表明 【フランス】 2015年7月6日


フランス・ワインバレル生産者連盟(Fédération des Tonneliers de France)は、2014年のワインバレルの生産額は、前年と比べて安定的だったと発表した。

連盟に加盟する51のワインバレル生産者が2014年に生産した樽の総数は524,500樽で、3億4200万ユーロの生産額だった。これは2013年の産出と比較して、金額はほぼ同じだったが数量では3パーセントの減少となった。

数量の減少については、大樽の使用が増えたことと南半球のワイン生産国と中国での数字が減少したことを挙げている。特に51社中17社が供給している大樽については出荷が上昇しており、2014年にはおよそ1000樽が生産され、2400万ユーロの産出額となった。これは全売り上げの7パーセントを占める。

フランス産のワインバレルは世界中で中心的に使用され、2014年は連盟加盟生産者のワインバレル生産量の66パーセント、総産出額の69パーセント(2億3600万ユーロ)は輸出されている。

近年の世界のワイン生産地は急速に広がって、ワインスタイルもきわめて多様化しているが、樽の使用ではフランス・アメリカ・オーストラリア・イタリア・スペインが全体の80パーセントを占めている。

世界のワイン生産でフランス産の樽が多く使用されるのは、原料の品質の良さに加え、伝統的な職人芸と現代の洗練された革新的な技術の共存によって、結果的に高い品質のワインが生み出されていることが広く認められているからであろう。





【関連ページ】

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