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Home > 2014年のチリのワイン生産は大幅減―しかし市場は安定的 【チリ】 2014年8月18日 チリ農務省発表の公式統計によると、2014年のチリワインの生産量は、前年比22.8パーセント減(総生産9億8900万リットル)となり、大幅な減少となった。 一般的には、これほどの落ち込みは需給のバランスが崩れ、価格の上昇が見込まれるところだが、チリでは前2年2013年・2012年が豊作だったため在庫の余剰があり、今回の生産減は良い在庫調整となったようだ。 チリワインは、最大の輸出先のひとつであるアメリカ市場が減少しており、特にバルクワインは前年比37パーセント減少している。チリワイン全体ではアメリカ向けは19パーセント減少している。こうした状況から、2014年のチリワインの大幅な生産減も、需給のバランスで世界市場に大きな影響を与えることはないと見られている。 チリワインの最大の産地はMaule(マウレ州)で全体のおよそ半分(48.2パーセント)を産出している。またチリワイン全体では2014年、Cabernet Sauvignon 35.6%、Sauvignon Blanc 14%、Merlot 11.8%、Syrah 7.9%、Carmenere 7.4%、Chardonnay 6.9%といった構成比となった。 2014年の生産量の減少は、赤ワインではCarmenere 35%、Pinot Noir 24%、Merlot 22.5%、Cabernet Sauvignon 19.3%、Syrah 16%、Pais 14%などとなっている。白ワインでは、Chardonnay 38%、Sauvignon Blanc 26.3%の減少となった。 2014年のチリワインの生産量の減少は、春先の霜害によるダメージとその後のぶどうの房のサイズが小さくなったことが主な原因で、ぶどう生産者によっては、両方の原因で90パーセントの生産減少となったところもあったようだ。 2014年は、チリワインは大幅な収穫減となったが、前2年の豊作で、結果的に生産調整ができたという受け止めになっているようだ。
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