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Home > 2013年の中国のワイン消費・生産はともに大幅減 【中国】 2014年6月16日 中国China Alcoholic Drinks Association (CADA)は、2013年の中国のワイン消費は前年に比べて大きく減少し、それに伴って国内のワイン生産も減少したと発表した。 CADAの最新のレポートによると、中国のワイン生産は前年の2012年に比べ14.5パーセント減少し1億1780万リットルに、また売り上げも8.5パーセント減少し408億1700万元(およそ6900億円)となった。 ただし2012年の数字は、その前年2011年比で生産量は16.9パーセント増、売り上げは14.4パーセントとなっており、中国の国内生産ワインに関しては、2011年の水準程度に戻ったということができる。 また、海外からの輸入ワインの消費も減少している。CADAでは、この要因を政府による賄賂撲滅運動と過剰接待の自粛によるところが大きいと見ている。 CADAは、中国国内のワイン生産の現場では、中国のワイン消費の減少に伴って、ぶどう園を閉鎖するところも出てきていると言っているが、同時に賄賂撲滅運動で、中国のワイン消費の減少が続くべきではないとしている。 確かに数年前は、中国のワイン消費はバブルで、価格や利益も跳ね上がっていたが、白酒やビールと違い、ワインは中国の幅広い層に広まっているわけではない。中国の国内産ワインは、一部の富裕層に消費されるようなトップエンドのワインを目指すのではなく、巨大な中間層をターゲットとした製品と価格設定のワインを市場に投入し、市場を開拓すべきとCADAでは提言している。
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