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南アフリカのワイン生産者、新たな組織を立ち上げ　【南アフリカ】　2013年12月16日

南アフリカのプレミアムワインを生産するワイン生産者らが、新たなワイン生産者連盟を組織する。

組織の名称はCape Vintners Classification (CVC)で、ケープタウン（Cape Town）に本部を置く。CVCは、ケープエリアのワインを中心に、南アフリカ全体のワインの世界展開を後押しする。

この新しい組織Cape Vintners Classificationは、その中にSite Specific Wines, Estate Wines , Wine of Originと呼ばれる3段階のカテゴリーを持つ。

CVCのメンバーとなるには、最低20ヘクタールのぶどう園を有し、100トン以上のぶどうをプロセスする設備が求められる。また同時にセラードア（cellar door：消費者が直接ワインを試飲して買うことができるスペース）の開設も求められる。

CVC設立の目的を、創設者のひとりJohann Rupert氏は、南アフリカでは今多くのワールドクラスのワインが造られており、そのトップ生産者らは自分たちのワインについて、もっとアピールすべき時が来ている。CVCはその役割を担う理想的なワイン生産者連盟だと語っている。CVCは、2014年1月より活動を開始する。

南アフリカにはすでにWines of South Africa (WOSA)という南アフリカワインを包括的にカバーする組織が存在し、特に南アフリカワインの輸出に貢献している。この組織は非営利の、生産者や流通業者、政府からも独立した組織だが、南アフリカ政府のExport Councilという位置づけともなっている。

今回のCape Vintners Classification (CVC)の立ち上げは、もっと限定的なメンバーシップを持った南アフリカワインのプロモーションボディということができるだろう。

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