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Home > EU、ワインに含まれるアレルギー源の表示を義務化 【EU】 2012年6月29日 EUは、ワインに含まれるアレルギー源となる物質の有無を、ボトルに表示することを義務付ける。この規制は、2012年7月1日より実施される。ただし、すでに商品化されている2011年ヴィンテージのワインについては除外され、実質的には2012年ヴィンテージ分からとなる。
ワインに含まれるアレルギー源とは、卵やミルク、二酸化イオウといった物質だ。二酸化イオウについては、EUでは2005年11月に、すでに表示の義務化が行われているが、今回はそれに加えて卵・ミルクからの成分もその対象となる。 ワインからなぜ卵やミルクの成分が検出されるのか、その理由はほとんど流通していないので、意味がよくわからないかもしれない。 ワインの醸造過程において、ファイニング(fining)と呼ばれるプロセスがあり、この作業によってワインの色調やスタイルが補正される。日本ではこのプロセスを清澄と言っているが、ファイニングは多くの場合、ワインをきれいに(クリアに)するために行われる。 この時に使われる素材の中に、卵白やミルクがある。これらのファイニングエージェントは、ワイン中の物質と結合して、ワイン中から取り除かれることになるが、極めて微量な成分がワイン中に残留する場合がある。その量が微量であっても、そうした物質に敏感に反応し、からだに異常をきたす人たちにとっては大きな問題だ。 ワインに、まさかそうした物質が残留しているものがあるとは思わないため、こうした表示はそれぞれの物質にアレルギーを持った人々には助けとなるだろう。 今回のEUのガイドラインでは、その具体的な物質として、以下の物質が含まれる。
もしそのワインがEU27か国すべてで流通することになると、最低15か国の言語で表示しなければならないため、EUの定めるロゴ表示で代用できる。なお、EUではその残存許容量を0.25mg/lと定めている。
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