スコッチウイスキー協会、アルコール・ゼロのウイスキーは違法と主張

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スコッチウイスキー協会、アルコール・ゼロのウイスキーは違法と主張　【イギリス】　2011年11月14日

イギリスのScotch Whisky Associationは、世界初のアルコールフリーのウイスキーの発売に当たって、アルコール・ゼロの商品をウイスキーとして販売することは、消費者を混乱させ、ウイスキーの評判を損なうとして違法だと主張している。

同協会は、そんなウイスキーが存在してよいはずがなく、EUはもちろん、そのほかの国でもそれをウイスキーと呼ぶのは違法行為だと主張している。

問題の商品は、ArKay Beveragesが商品化した“alcohol free whisky”。協会では、ウイスキーとは穀類から造られた蒸留酒で、木樽で熟成されたものだとして、ArKay Beveragesのウイスキーの一種というプロモーションは違法だと反発している。

Scotch Whisky Associationは、ヨーロッパの法律では、ウイスキー以外のいかなる商品に対しても『ウイスキー』という名前を使ってはならないと定められているとし、ArKay Beveragesのそれはウイスキーではなく、人工の香料などを使った単なるソフトドリンクをウイスキーだとして販売する同社に対して、法的措置も辞さないと強い姿勢を示している。

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