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| Home > 新生クリュ・ブルジョワを公表 【フランス】 2010年9月27日 2007年以降その使用が禁止されていた、ボルドー・メドックのCru Bourgeois（クリュブルジョワ）のラベル表示が再度お目見えすることになり、そのシャトーが公表された。新生Cru Bourgeoisが表示されるのは2008年ヴィンテージのワインからとなる。
ただし新しいCru Bourgeoisは、以前のような格付けではなく、Cru Bourgeoisを名乗るにふさわしい品質を持ったワインであることを認めるものだと、Cru Bourgeoisを主宰するAlliance des Cru Bourgeois du Medocは言っている。 その一方で、新しいCru Bourgeoisの表示基準が不明確だとして、新しいアライアンスに不参加を表明しているシャトーもある。 新しいCru Bourgeoisでは、現在参加表明している290のシャトーのワインすべてが、アライアンス外部の専門家によって審査され、Alliance des Cru Bourgeoisのメンバーはそれにかかわらないという。 この体制により、不出来なワインにはクリュ・ブルジョワのステータスが与えられず、不良のヴィンテージでは、クリュ・ブルジョワのラベルを表示できるシャトーは減少する可能性があるとしている。 ワインの審査は、原則的にリリース前のバレルテースティングで行われるが、リリース後小売店頭からランダムにワインを選択して再審査も行うとし、これによって事前審査に特別なキュヴェを出して審査をパスすることを防止できるとしている。 新しいCru Bourgeoisのラベル表示が、彼らの言うように品質を保証するものであるのかどうかは、これから市場に出てくるワインがそれに見合っているかということになり、今度はその基準が、消費者をはじめとした市場によって評価されるということになりそうだ。 このシステムがうまく動けば、ボルドーワインの復活につながるだろう。今後を見守りたい。 2008年ヴィンテージでCru Bourgeoisが表示されるシャトーの一覧 Home > |
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