クリュブルジョワ（Cru Bourgeois）の使用が復活

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クリュブルジョワ（Cru Bourgeois）の使用が復活　【フランス】　2009年12月3日

2007年以降その使用が禁止されていたボルドー・メドックのCru Bourgeois（クリュブルジョワ）のラベル表示が、2008年以降のヴィンテージについて、再びラベル表示が認められることとなる。

新しいクリュブルジョワのラベル表示は、フランス農業大臣によって認可され、François Fillon首相によって承認された。

今回のクリュブルジョワのラベル表示は、従来のような格付けではなく、品質保証のお墨付きとして与えられるという。

今回の新制度では、毎年シャトー側はCru Bourgeoisのラベル表示が許されるかどうかの認定を受けることになる。

その認定は、第3者機関としての独立したBureau Veritasによって審査される。提出されたワインは、ブラインドテースティングによって審査されるが、ワインには2年間の熟成期間が必要とされ、したがって2008年のヴィンテージのワインは2010年に審査されることになる。

クリュブルジョワの復活に尽力してきたAlliance Cru Bourgeoisは、今回の決定は生産者にとっても消費者にとっても良いことで歓迎するとコメントしている。

Cru Bourgeois の使用が禁止される以前には、Cru Bourgeois Exceptionnelという格付けも存在し、Cru Bourgeois Exceptionnelを名乗っていたシャトーの中には、新しいシステムの上で、Cru Bourgeoisを名乗ることを審査されるという制度に反感を持つものもあるといわれ、独自路線をとろうとする動きもあるようだ。

【関連ページ】

『新生クリュ・ブルジョワを公表　【フランス】　2010年9月27日』

『ボルドー・クリュブルジョワの格付けは復活するか　　2009年5月7日』
『クリュブルジョワ(Cru Bourgeois)の格付けが復活の動き　　2008年3月2日』
『クリュブルジョワ（Cru Bourgeois）の使用が禁止へ　　2007年7月12日』

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