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Home > なぜボジョレーヌーボーがペットボトル入りになるのか 【日本・フランス】 2009年11月3日 今年2009年のボジョレーヌーボーは、日本でもペットボトル入りのワインがいくつかお目見えするようです。 しかしペットボトル入りのヌーボーの日本の市場関係者の事前の評判は、あまりよくないようです。 その理由として、安っぽいので売りづらい、生産者がペットボトルにすることによって原価を下げて儲けようとしているのではないか、どうしてペットボトルにするのか意味がわからない、などなどいろいろな反応が市場関係者からは聞かれるようです。 また市場全体が、ボジョレーヌーボー市場が縮小傾向にあると見ていることも影響しているかもしれません。 2008年、ボワセ社は自社の所有する各ブランドのすべてのアメリカ行きのボジョレーヌーボーをペットボトルで出荷しましたが、これは、容器をガラス瓶からペットボトルに変えることにより、自社が温暖化ガスの排出抑制に積極的に貢献しているという、かっこうのアピールの場でもあったわけです。 欧米を中心に、市民レベルでの温暖化防止に対する意識は高まりを見せているなか、ペットボトルでヌーボーを発売することが、売り上げ増加につながるとワイナリー側は見ているものと思います。 しかしどうも、ワイナリー側の意図するところのヌーボーのペットボトル化の背景が、日本の市場関係者の間に、必ずしも伝わっているわけではないようです。 今年2009年は、日本でもペットボトル入りのボジョレーヌーボーが発売されますが、消費者はどんな反応を見せるでしょうか。ボジョレーヌーボーの全輸出のおよそ半分は日本が輸入しています。ワイナリー側も大消費地である日本で、おもわく通りにことが運ぶのか、日本の消費者の反応が気になるところでしょう。 2009年のヴィンテージは、ボルドー、ブルゴーニュとともに、ボジョレーも非常に良い作柄であるのは間違いないようですから、ワイン自体は期待できるのではないかと思います。 (伊藤嘉浩)
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