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ボルドー、75パーセントの二酸化炭素の排出削減を宣言 【フランス】 2008年11月29日


ボルドーのワイン界は、2050年までに二酸化炭素の排出量を現在の排出量より75パーセント削減すると宣言した。

Carbon Initiativeによる調査で、現在ボルドーのワイン界全体で年間200,000トンの二酸化炭素が排出されているという結果が出された。

その内訳は、45パーセントがワインボトルやコルクなど資材の製造から、12パーセントは営業スタッフの出張など人的な移動からの発生、10パーセントは醸造のプロセスから、18パーセントはワインの輸送での排出とされる。

特に大きな割合を占めるのがワインボトルの製造とワインの輸送から排出される二酸化炭素で、全体の3分の1を占めている。続いてシャトーやネゴシャンなどの営業活動等による人の移動から排出される分と、年間55万人に及ぶワイン観光客の移動の合計からの排出が占める。

ボルドーワインを統括する組織CIVBは、5年以内に30,000トンを削減し、2050年までには現在の排出量より75パーセント二酸化炭素の排出量を削減するとしている。

削減策として、軽量のワインボトルの採用、陸上輸送から海上輸送へのシフト、リサイクリング可能な資材の使用やスタッフの出張の見直しなどを挙げている。

Source: Bordeaux: we'll cut emissions by 75%, Decanter



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