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イタリアが世界最大のワイン産出国に 【イタリア】 2008年12月15日


イタリアの農業団体Coldirettiは、2008年のイタリアのワイン産出量はフランスを抜き、1998年以来10年ぶりに世界最大になる見込みだと発表した。確定値は2009年1月に発表される。

イタリアでは2008年は天候も幸いして、2007年より8パーセントの増産になったのに対し、フランスは5パーセントの減産となったとなったのが要因だ。ただし金額ベースでは、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュなどのトップワインを抱えるフランスが、依然イタリアを上回る。

Coldirettiは、イタリアの産出量が増えたのは、安物ワインが増えたからではない。事実ぶどう園の面積は削減されてきているし、今では全体の60パーセントのワインが生産地域を限定したりした格付けワインとなっていると付け加えている。

さらに、Amarone(アマローネ)、 Brunello di Montalcino(ブルネロ・ディ・モンタルチーノ)、 Barolo(バローロ)、 Chianti (キャンティ)さらには Prosecco(プロセッコ)など、優れたイタリアワインの需要が世界的に高まっている。これらのワインは、高額なフランスのトップワインよりもお値打ちなワインとして需要が拡大しているとしている。

2008年は、ブルネロをはじめとしたいくつかのイタリアワインに、偽装のスキャンダルが発覚したりして市場が動揺した場面もあったが、今後も優れた品質のイタリアワインが市場に供給されることを期待したい。



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