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オーストラリアワイン、日本市場で離陸か 【オーストラリア、日本】 2005年8月1日 2004年度の日本におけるオーストラリアワインの消費量は前年と比べ30パーセント増加し、日本市場では7番目のワイン輸入国から、ドイツを抜き6位となったとオーストラリアThe Advertiser誌は報じている。 また2005年の最初の4ヶ月を見ると、輸入量において90パーセント増を示し、さらにスペインとチリを抜いて4位の位置を占めた。トップスリーは、フランス、イタリア、アメリカである。 この現象をオーストラリアでは、アメリカ市場でもオーストラリアワインの急激な増加の一翼を担っているCasella EstateのYellow Tail(イエローテイル)が堅調に推移しているのが直接的な要因としながらも、日本のスーパーマーケット市場の従来にない動きに注目している。 それは、酒類小売免許の大幅規制緩和によって、スーパーマーケットにワインの売り場が設定され、今までワインを飲んでいなかった潜在需要にはたらきかけ始めたからだと分析している。 Wine Australia Japanは、オーストラリアワインの輸入者に対してのブリーフィングとメディア対応を含んだプログラムイヤーをスタートさせる。また、2005年10月には、『スクリューキャップセミナー』とレストランでの『Shiraz in a Glass』キャンペーンが実施される。 【Behind the Scene】 日本のワインマーケットは、急速に変わりつつあります。酒類行政の大きな変化に伴って、小売酒販免許付与の障壁が実質撤廃され、酒類流通が激変しているのに加え、さらに大きいと思われるのは消費者の嗜好・選好が大きく変化してきていることです。 今や日本の消費者も、自分の好みのワインでその中身と価格が見合ってさえいれば、特に産地にこだわらないという姿勢を強く持っています。オーストラリアワインは、世界市場ではいまや最も支持されるワインのひとつとなっていますが、不思議なことに日本では違う状況となっていました。 世界のワインの中には、これまで日本の市場があまり注意を払ってこなかった優良なものがまだまだたくさんあります。今や日本の消費者は、より良質なワインを幅広い選択範囲から求めています。ワインの小売・流通にとっては大きなビジネスチャンスが到来しています。 【関連ページ】 酒類市場の現状とこれから ワインのマーケット ワインの購入で消費者が抱える大きな不満 ワインは売るのにそんなに難しい商品か |
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