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Home > 世界最大のぶどう畑所有者はコンチャ・イ・トロ 【チリ】 2015年8月5日 2015年7月現在、世界で最も広大なぶどう園を所有するのは、チリのConcha y Toro(コンチャ・イ・トロ)となったようだ。これは、先日発表された2014年度のTreasury Wine Estates(TWE)の年次報告書が発表されて明らかになった。 従来世界最大のぶどう畑所有者は、10,781ヘクタールを所有するTreasury Wine Estatesで、Concha y Toroは10,750ヘクタールで30ヘクタールほどTWEより少ないと見られていた。 しかしTWEが2015年7月、カリフォルニア・Alexander Valley(アレキサンダーバレー)の111ヘクタール(Asti WineryとSouverainの二つのブランド)をGalloに売却したため、所有面積は10,670ヘクタールとなり、Concha y Toroが80ヘクタールTWEが所有するぶどう畑の総面積を上回ることとなった。 Concha y Toroは、世界最大のぶどう園所有者となったことについて、たまたまTWEが畑を売却したから1位となったわけではなく、我々は毎年200〜300ヘクタールのぶどう畑を新規に開設したり買収したりして広げている。 同社は、これは将来を見据えた、品質の高いぶどうを調達するための重要な投資だと語っている。また、チリ全土にわたって良質なぶどうがとれる場所を開拓・模索することは重要なことだと強調している。 Concha y Toroは現在、チリに9,133ha、アルゼンチンに1,154ha、アメリカに463ha(FetzerとBonterra)を所有している。 Concha y Toroはブランドとして2014年は1420万ケースを生産し、世界3位の生産量となっている。ブランドの生産量の1位と2位はBarefootとGalloで、いずれもカリフォルニアのE&J Galloが所有している。尚、E&J Galloが所有するぶどう畑の総面積は8,200ha(TWEから買収した111haを含む)となっている。
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