泥棒が大量のぶどうを収穫し、持ち去る

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泥棒が大量のぶどうを収穫し、持ち去る　【フランス】　2010年10月2日

日本でも農作物が、その収穫期に何者かによって収穫され、持ち去られるという事件が発生しているが、フランスのぶどう園で30トンに及ぶぶどうが何者かによって収穫され、持ち去られるという事件が発生した。

被害にあったのは、フランス南部のラングドック＝ルーション（Languedoc-Roussillon）地方のぶどう園。

泥棒は満月の夜を狙って、収穫機械を持ち込んで30トンに及ぶカベルネソーヴィニオンを盗み去った。被害額は15,000ユーロになるというが、保険には入っていなかったようだ。

30トンのぶどうを人力で収穫しようとすると、相当の人手と時間を要するが、機械なら数人ですみ、一晩あれば十分だったろう。

地元警察は、明らかに他のぶどう栽培者による犯行で、ライバル関係にある者の仕業だと見ている。

それにしても収穫するはずだったぶどうが、すべてなくなっている様を見たときの落胆は、想像するだけで胸が痛む。金額の被害もさることながら、精神的なショックが大きいのではなかろうか。

【関連ページ】

『ぶどうの収穫―手摘みか機械収穫か』
『ワインの品質を決定付けるものーぶどう栽培の重要性』
『ぶどう畑の1年―スライドショー』

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