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消費者はワイン産地の名前をどれくらい知っているか 【イギリス・アメリカ】 2009年6月19日


イギリスとアメリカのワイン消費者は、どれくらい世界の有名ワイン産地や代表的なワインの名前を知っているのかという調査がWine Intelligenceによってされた。

調査はイギリス1002人、アメリカ2069人の消費者に対して行われた。結果は表の通りであった。


ワイン イギリス
(%)
アメリカ
(%)
Bordeaux ボルドー(フランス) 94 80
Champagne シャンパーニュ(フランス) 93 75
Burgundy バーガンディ(フランス) 90 73
Chablis シャブリ(フランス) 83 69
Chianti キャンティ(イタリア) 81 67
Cote du Rhone コートデュローヌ(フランス) 78 31
Beaujolais ボジョレー(フランス) 76 50
Cava カヴァ(スペイン) 74 17
Rioja リオハ(スペイン) 74 25
Provence プロヴァンス(フランス) 73 43
Napa Valley ナパバレー(カリフォルニア) 69 95
Loire ロワール(フランス) 66 29
Alsace アルザス(フランス) 52 32
Bourgogne ブルゴーニュ(フランス) 49 32
Languedoc ラングドック(フランス) 44 13
Barossa Valley バロッサバレー(南オーストラリア) 38 10
Prosecco プロセッコ(イタリア) 33 17
Marlborough マールボロ(ニュージーランド) 27 12

英語圏では、Bourgogne(ブルゴーニュ)を伝統的にBurgundy(バーガンディ)
と言っているため、Bourgogne(ブルゴーニュ)の認知度が低いと思われる。



イギリスでは圧倒的に輸入ワインが多いため、有名産地・有名ワインの認知度は非常に高い。アメリカでは過半数は自国のワインが飲まれるため,それぞれの認知度はやや低いかもしれない。

興味深いのは、イギリス・アメリカとも輸入ワインのトップはオーストラリアワインであるにもかかわらず、その最も代表的な産地であるBarossa Valley(バロッサバレー)の認知度が高くないことである。ニュージーランドのMarlborough(マールボロ)にも同様のことが言える。

これは、オーストラリアやニュージーランドのワイン自体は非常にポピュラーであるものの、消費者は、個別の生産地にはさほど大きな関心を寄せているわけではないと言えそうだ。

さて、日本の消費者のそれぞれのワイン・ワイン産地についての認知度はどれくらいであろうか。かなりワインについて詳しく勉強した人は別として、一般的な日本のワイン消費者にとって、これら世界の主要産地を識別するのは、かなり難しいと言えるかもしれない。

これらの産地名・ワイン名を知っているからといって、ワインをよく知っているということになるわけではないが、多少の知識は持ち合わせたほうが、ワイン選びやワインの楽しみが増えるのではないだろうか。是非、それぞれの産地のワインを飲んでいっていただくと、ワインの世界が広がるだろう。



【関連ページ】

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消費者のワイン選びのよりどころーぶどう品種別陳列のすすめ




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