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OIV、今後5年間での達成指針5項目を設定  2015年1月16日


OIVは2015年1月初め、2015年から2019年の5年間で達成すべき世界のぶどう栽培とワイン醸造およびワインマーケットに関する指針5項目を提示した。

OIVは、L'Organisation Internationale de la Vigne et du Vin(英語表記ではInternational Organisation of Vine and Wine)というワイン醸造とぶどう栽培に関する技術的・科学的な領域を扱う、各国政府が加盟する国際的な組織。日本は未加盟。

その5項目は、

  1. 持続可能なぶどう・ワインづくりを支援する。
  2. ぶどう・ワインを生産する上でのルールの正真な基準を確立し、それに沿った現場の正しい実践を支援する。
  3. ワインマーケットのトレンドとサプライチェーンのダイナミズムを理解する。
  4. 消費者の安全性を確保し、消費者の持っている期待に応える。
  5. ワイン界の国際協業とOIVのガバナンスを強化する。


OIVは、世界のワイン生産とマーケットが多様化し、各国間での競争が激しくなるなか、生産の根本であるぶどう栽培とワイン醸造の分野で、どの範囲での現場実践がワイン造りとして許されるのかを定義することは重要だとしている。

またぶどう・ワインの生産物としての個性や評価方法とその基準についてさらに前進させることが重要だとし、それらの経済効率についてもよく精査すべきとしている。

目を引くのは、(3)のワイン流通への理解の項目で、これをOIVのひとつのゴールに設定していることに、ぶどうとワインの生産領域にとどまらず、ワイン界全体を理解しようとする意欲が見られる。

更に消費者保護を強く打ち出しており、ワインに使われるテクニックや素材の安全性の評価、製品のトレーサビリティやラベル表示まで、幅広くカバーする方針を打ち出している。

OIVは、深い科学的な知見に基づいて、ぶどう栽培・ワイン醸造を世界的な見地から俯瞰し、ワイン生産からマーケットに至る情報を世界のワイン界に提供している。OIVでは、今回の5つの決議はそれを行う上で非常に重要なもので、世界のワイン界に対しての義務であると明言している。


 ちょっとコラム

OIVは、世界のぶどう生産とワイン醸造領域を生産国間で情報共有する、科学的なバックグラウンドを基とした政府間組織です。世界でワインを産出する主要なほとんどの国が加盟しています。

OIVは、ぶどう生産とワイン醸造領域の両方を包括的に表す言葉として、vitiviniculture(ヴィチヴィニカルチャー)という言葉を使っています。これは造語ですが、学際的な感覚を感じさせる言葉で、OIVのワインに対する基本的な考え方が反映されているように思います。

個人的には、日本のOIVへの加盟の必要性を強く感じています。

(伊藤嘉浩)




【関連ページ】

インド、OIVに加盟、日本は? 【インド】 2010年4月8日』

Viticulture(ヴィティカルチャー)とは




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