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Home > シャンパーニュは静かに注ぐべし 【フランス】 2010年8月15日 シャンパーニュの『正しい注ぎ方』を、フランスの研究者らが、学術的な研究に基づいて発表している。 この研究は、フランスUniversity of ReimsのGérard Liger-Belairらによるもので、Journal of Agricultural and Food Chemistryに発表された。 それによると、シャンパーニュ(一般的にスパークリングワインと称されるものも同様)をグラスに注ぐときは、グラスを傾けて、グラスの壁面をワインが滑るように注ぐのが良い。よく見かける泡がグラスのふちまで吹き上がって、その泡が静まるのを待ってつぎ足す注ぎ方より優れていると指摘した。 またシャンパーニュのサービスの温度についても4℃、12℃、18℃の3つの温度比較で、4℃が最も良いとされた。 論文ではその科学的な比較実証を述べているが、レストラン・バーなど実際のサービスの現場からは、そうしたことは経験的にわかっていて、サービスの現場では以前からそのようにしているとの声も聞かれる。 また適温についても、一般的には4℃程度がサービス温度としてよいが、少し複雑性のあるスパークリングワインの場合は、もう少し温度を上げたほうが良いということを、われわれは経験的に知っていると、この発表について学者の先生たちはそんなことを研究しているのか、と揶揄する意見も聞かれる。 この論文の骨子は、シャンパーニュの泡、つまり二酸化炭素の放出を如何に抑えるかということであったが、ワインのサービスに携わる一部のプロフェショナルからは、いまさらという印象も与えたようだ。 しかし一般消費者をはじめ、スパークリングワインをよりおいしく飲みたいという人々には、こうしたことは、ちょっとしたお役立ち情報となるだろう。 近年はずいぶん見かけることが少なくなったが、平たい形状のソーサー型のシャンパングラスでは、二酸化炭素の放出が激しく、スパークリングワインを楽しむグラスとしては適当とは言いづらい。宴会場や結婚式場などでは、ソーサー型のグラスはまだ多く使われているかもしれないが、もしまだ使われているようなら再考するとよいかもしれない。
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