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Home > フォアグラをめぐってフランス・ドイツがバトル 【フランス・ドイツ】 2011年7月29日 フランス・ドイツの両国が、フォアグラ(foie gras)をめぐってバトルを繰り広げようとしている。 ことの発端は、10月にドイツで開かれる食品フェアで、ドイツがフォアグラの出展を禁止したことにある。フォアグラは、ガチョウやアヒルの肝臓を肥大させることで得られる、フランス自慢の高級食材。 フォアグラに対し、ドイツの動物の権利を主張する団体などから、ガチョウやアヒルに強制的に大量の食物を詰め込み、肝臓を通常の10倍にまで肥大化させてそれを食べるなどとは言語道断、常軌を逸しているとの圧力もあり、主催者はフォアグラの出展を認めない決定を下した。 フランスはこれに対し、フランスの法律でフォアグラの生産は、文化的にも美食の見地からもフランスの引き継がれるべき遺産として保護されるべき、と文化的例外規定で定められている。何よりドイツでは法律でフォアグラを食すことは許されており、ドイツ人は年間170トンものフォアグラを食べている。言語道断はそっちだと一歩も引かない構えだ。 この問題は外交問題にまで発展しそうな勢いで、フランスはドイツの在フランス大使を呼び、EU法による商品の移動の自由と非差別の順守を盾に、ドイツ政府が関与してこの問題を鎮めるように要求している。 フランス農業大臣Bruno le Maireは、食品フェアでのフォアグラの展示は、クリスマスを控えて多くのバイヤーが集まり非常に重要で、もしフォアグラ排除が覆らなければ、開会セレモニーへの出席はできないと述べている。 これに対しドイツ農業大臣Ilse Aignerは、これは主催者の決定することだとフランスの要求を一蹴している。 フランスでは毎年3700万羽のアヒルと70万羽のガチョウがフォアグラ用に使われ、フランスは世界の75パーセントのフォアグラを供給している。フォアグラの生産の起源は紀元前2500年にさかのぼると言われ、エジプト人がガチョウが長距離を渡るのに備えて、肝臓に脂肪を貯めることを発見したことによると言われる。 このフォアグラバトル、どういう決着を見るのであろうか。
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