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Home > フォスターズ(Foster’s)が苦境に 【オーストラリア】 2008年7月25日 世界最大級のワイン会社であるオーストラリアのFoster’s(フォスターズ)が苦境に陥っている。 Foster’sは、Penfolds(ペンフォールズ)、Rosemount(ローズマウント)、Beringer Blass(べリンジャーブラス)など多くのワイナリーとそのブランドを抱える今や世界を代表するワイン会社となったが、最重要市場であるアメリカでの消費減、過剰な生産規模の保有に加え、過去30年に例のない高水準のオーストラリアドル相場の継続で経営が悪化している。 Foster’sは、2000年にカリフォルニアのBeringer Wine Estates Holdings(べリンジャー)を20億オーストラリアドル(およそ2000億円)で買収し、2005年にはオーストラリア最大のワイン会社Southcorp(サウスコープ)を32億オーストラリアドル(およそ3200億円)で買収し、プレミアムワインのワイン会社では世界最大規模に躍り出た。(2008年現在生産規模で世界最大のワイン会社はアメリカのConstellation Brands(コンステレーションブランズ)。) Foster’sはワイン部門に進出するまではオーストラリアを代表するビール会社で、現在もビール部門で大きな売り上げを持っている。ワイン部門進出については、かねがね投資が過大すぎるとの懸念があったのも事実だ。 アナリストらは、ワイン部門とビール部門の分割が望ましいとしているが、現在のところFoster’sのワイン部門の買収に食指を動かす企業は現われていない。また傘下の個別のワイナリーの切り売りも現実的ではないようだ。 ワイン部門進出を指揮したCEOのTrevor O'Hoy氏は2008年7月業績不振の責任を取って辞任したが、今後同社がどういう道筋をとることになるのか市場の注目が集まっている。 (伊藤嘉浩)
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