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リオハでシャルドネとソーヴィニオンブランの使用を許可 【スペイン】 2007年1月17日


スペインの主要ワイン産地のひとつリオハ(Rioja)で、シャルドネ、ソーヴィニオンブラン、ヴェルデリョの使用が認められた。

これは、OIPVR (Organizacion Interprofesional del Vino de Rioja)が認めたもので、2007年のヴィンテージから適用される。ただし、それら3つのぶどう品種が単独でヴァラエタルワインとして製造することは認められない。また、これら3品種の総使用量が1本のボトルで半分以上を占めることも許可されない。

今回の決定は、2年前のOIPVRの創設以来検討されてきた課題だった。その背景には、リオハでは白ワイン用のぶどう品種がViura (Macabeo), Malvasia Riojanaとほとんど見ることのないGarnacha Blancの3つしかなかったことが挙げられる。

リオハでは赤ワイン用のぶどう品種としてカベルネソーヴィニオン、メルロ、シラーの使用許可を求める声も大きいが、こちらは今のところ認められていない。

一方で20世紀前半に消滅したいくつかの品種の復活が始まっている。Maturana red, white,parda ('brown'), Tempranillo blanco, Turruntes, Monastel de Riojaがすでに許可されている。現在これらの品種のうちで収穫可能なのはMaturana redとMaturana whiteだけだが、残りの品種は数年後からは収穫可能となる。


Source:Chardonnay and Sauvignon allowed in Rioja, Decanter


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