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Sonomaのラベル表示に新しい規制 【カリフォルニア】 2006年10月9日

カリフォルニア州のアーノルド=シュワルツェネッガー知事は、『Sonoma』の語句のワインラベルへの表示に関して、ワインに75パーセント以上のSonoma産のぶどうを使わない限り、『Sonoma』をラベルに表示してはならないとする法律に署名した。

同知事は、こうした規制はほかのぶどう産地にとってもその独自性を示すために悪いことではない、と指摘した。今回の規制は、今年春のNapaのラベル表示についての規制に次いで2例目となる。

Sonomaは、プレミアムワインの産地として世界的にも知られており、この規制により、消費者は『Sonoma』あるいは『Napa』とラベルに書かれていれば、その大部分のぶどうはその地区からとれたものだと納得でき、消費者を混乱させないですむ、と指摘している。

今回のSB 1380と呼ばれる法制は、当初はカリフォルニア州全体のぶどう産地に対する表示規制として提案されたが、Wine Institute(カリフォルニアのワイナリーでつくる団体)が、連邦法で産地規制がすでにされており、消費者はそれにより十分守られている。カリフォルニア州全体にそこまで厳しい規制をかける必要はないと反対したため、Sonomaのみへの適用となった。

Napaでの規制の際には、Napa RidgeやNapa Creekなど、いくつかのブランドががその名前を使えなくなるなどとしての混乱があったが、今回の規制によって影響を受けるワイナリーはあまりない。しかしIron Stone Vineyardsがリリースしている『Sonoma Creek』ブランドなどは、ワインにSonoma産ぶどうを使わない限り、使用できなくなる。

これに対しIron Stoneでは、当社はすでにDog Tailというブランドを持っており、規制後はSonoma CreekブランドをDog Tailに移行させると表明している。


Source : Dunne on Wine: New law puts squeeze on use of 'Sonoma' in brand names, sacbee


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