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ラベルの年号の意味を理解している消費者は少数 【アメリカ】 2005年9月12日

アメリカの多くのワイン愛好家は、ラベルに表示されている年号(ヴィンテージ)が何を指すのかよくわかっていないとする調査結果が発表された。この調査は、429人のワイン愛好家に対し、カリフォルニアぶどう生産者協会(California Association of Winegrape Growers)の求めに応じてWine Opinions(アメリカのワインに関する調査を提供している組織)がおこなった。

調査結果によると、71パーセントのアメリカのワイン消費者は、ラベルに表示されている年号が重要だと思っているが、その年号が何を意味するのかはあまり知られていないことがわかった。ヴィンテージ(年号)の意味は、ぶどうの収穫された年をいうが、それを正しく知っていたのはわずか33パーセントだった。

37パーセントの人は年号はワインが瓶詰めされた年と答え、17パーセントはワインが造られた年と答えた。また12パーセントは年号が何を意味するのかわからないと回答した。

また、1年前、3年前、5年前の年号が書かれた手ごろな価格帯のワインに対し、どのワインを買うかと尋ねたところ、1年前のヴィンテージのワインを買うと答えた人は全体のわずか16パーセントで、3年前と答えた人は28パーセント、5年前のヴィンテージと答えた人は44パーセントにのぼった。

Wine Opinionsの創設者John Gillespieは、『多くの消費者は年号が古いほどよいと単純に思っている。こうした思い込みでワインを買うと、多くの場合買ったワインを飲んでがっかりしてしまうことになりかねない。もし選ばれたワインがソーヴィニオンブランやピノグリージョだったら、一番いいと思って選んだワインが一番がっかりのワインになりかねない。』と警鐘を鳴らしている。

Wine Opinionsでは、同時に消費者のワインの購入動機についても尋ねており、その結果は以下のとおり。


消費者がワインを購入する上で『とても』あるいは『かなり』重要だと考える要素







       

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