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| ニュージーランドワイン、輸出が国内消費を上回る 【ニュージーランド】 2005年8月24日 ニュージーランドにとって、ワインは最も急速に成長している輸出品になった。2005年の年次報告によると、ニュージーランドのワイン輸出は初めて国内消費量を上回り、総売り上げの53パーセントに達した。 ニュージーランドワインの輸出は5100万リットルに達し、前年と比べて64パーセント増、金額でも44パーセント増の4億3500万ニュージーランドドル（およそ340億円）となった。輸出・国内消費をあわせた総売り上げは9600万リットルと過去最高となり、過去のピークより40パーセントの増加となった。 ワイナリーの数は2005年5月に500を数え、この数字は1995年以来2週間にひとつ新しいワイナリーが誕生し続けていることになる。 New Zealand Winegrowers会長のPhillip Greganは、『われわれは今後も新しいマーケットを開拓し、既存のマーケットに対しても新しいワインを紹介していく。われわれはこれまでの成功に自信を持っているし、将来のニュージーランドワインに確固たる見通しを持っている。ニュージーランドにはさらに多くのぶどう園が開かれ、ワイナリーが誕生する。』と述べている。 同時に『ニュージーランドドルが強いことやさまざまなコストの上昇圧力、増税がニュージーランドのワイン業界にとっては懸念材料だ。ニュージーランドワインにとってワインの品質を高く保つこと、そのための開発・研究は非常に重要だ。そのためにはワイン業界は利益を出さなければ将来への投資ができなくなる。』とも述べている。
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